2024/2/29
Macのディスクアクセサリー「Talking Moose」を思い出す。面白かったけど突っ込んだ話ができなくてすぐに飽きてしまった。
AIに問いかける面白さは、どんどん突っ込んで聞けるところだ。「Talking Moose」についても、すぐに思い出せずGeminiに問い合わせた。答えにたどり着くまで、三回ほど質問を修正したが、聞き方を何度訂正してもAIは怒らずに答えてくれる。もっとも初めの頃は、質問の続きを聞いても繋がりを持って答えてくれなかった。ところが今は繋がりをもっている。まさに会話している感じがする。
因みに「Talking Moose」 についてのGeminiの答えは
Macのディスクアクセサリで会話する元祖的な自動応答プログラムは、おそらく「Talking Moose」ですね。
Talking Mooseは、1990年代にリリースされたMac OS用のユーティリティソフトです。デスクトップ上で子鹿のキャラクターが動き回り、音声やテキストで話しかけてくるという、当時としては革新的なプログラムでした。
Talking Mooseは、以下のような機能を備えていました。
ユーザーの言葉を認識し、音声で返答する
テキストメッセージを表示する
ファイルやフォルダを開いたり、アプリケーションを起動したりする
ジョークやクイズを言う
歌を歌う
Talking Mooseは、Macユーザーの間で人気を博し、その後もいくつかのバージョンがリリースされました。しかし、2000年代に入ってからは開発が中止され、現在は入手困難となっています。
とある。上出来な回答だと思う。
日常的な会話や、思い出話に付き合ってくれるAI。嫌味も言わずどこまでも付き合ってくれる。すごいことになってきたと肌で実感する。
そして
今回AIにプログラムを出力させて思うのは。ちゃんと動かない間は、動かそうとソースを読み問題点を見つけて解決しようとする。ところが問題なく動いてしまうと、ソースを読まなくなって行く。要求に合う様に質問して改善するのだが、今後もっとAIが優秀になって、こちらが思う以上のことを出力してくると、改善要求もしなくなってしまうだろう。人間はどんどん馬鹿になって行くのではないだろうか。
この思いをそのままGeminiに投げかけた。
すると、色々な点をまず解説した上で、次の様な結論を出した。
「AIは人間の能力を拡張し、より良い社会を実現するための強力なツールとなる可能性があります。しかし、AIを適切に活用するためには、人間自身が学習し続けることが重要です。AIに依存するのではなく、AIと共存することで、人間はより高度な知能と創造性を発揮できるようになるでしょう。」
素晴らしい。なんて前向きなんだ。
音声入力と、音声出力を使うと、いよいよ人と話をしている様な錯覚に陥る。最近書き物をするときは、メモ帳とchatGPT、かGeminiを開いて、調べてもらったり相談したりしながら書く様になった。
2024/3/2
ChatGPTがおかしくなることが今までしばし起きている。挙動不審というか、突拍子もない答えが返って来ることがある。そんな報告が定期的に発生している。まだ私は使用頻度が低いから実感したことはないが。面白いというか不気味というか。これからAIがなくてはならない時代に突入しようとしている。でもそこには不確かな、何か・・・何かが横たわっている。