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執筆者の写真Napple

My ESSAY 第1部

更新日:2022年8月8日

My Essay Live


1974/6/2

5月11日 

母の日に 父と母に捧げた童話


 昔々あるところに、一人の息子を持つカエルの夫婦がいました。カエルのお父さんは、息子を立派なカエルにしようと、いつも自分自ら、いろいろ手本を示し、息子に教えようとしました。カエルのお母さんは、息子のためになんでもしようと、いつもいろんな世話をしてなに不自由なくしてやりました。おかげでカエルの息子はすくすくと大きくなりました。でも、そのカエルの息子は、お父さんやお母さんカエルのそういった努力をまだ理解できなかったのです。いつも、そんなお父さんやお母さんに甘えて、自分勝手なことばかりしていました。

 さて、それからいく年も経って、カエルの息子は大きくなり、一人前のカエルになりました。そしてカエルの親子の家族が一人増えました。そうです、お嫁さんが来たのです。やがて二人の間に、子カエルが生まれました。おじいさんカエル、おばあさんカエルの血を引いた子カエルのお父さん。そう、おじいさんおばあさんカエルの息子カエルは、子供たちに立派なカエルになってもらおうと、自分からいろいろ手本を示しました。その時、おじいさんおばあさんカエルと暮らした、自分の子供の頃を思い出してこう言いました。「ああ、お父さん、お母さん、ありがとう。」


 これは、お母さんに感謝の意を込めて作ったものです。母の日だから、父の日だからといって、特に感謝しているわけではありません。いつだって感謝しています。でも今僕は、自分がなにをすればいいかよくわからないのです。なにを考えているかもよくわからない毎日なんです。好き勝手なことばかりして、いうことをちっとも聞きません。なんとなく、素直に「はい」という感じではないのです。

眠れる森の美女はなぜ一人で寝たか。誘ってくれたら俺が一緒に寝てやったのになあ。


 

「なぜクソはクサイか」についての論文


 クサイというのはなんであるか。鼻の中で、ある変なものが、これは「クサイ」とおっしゃるからクサイという。もし、そのある変なものが、これは「クサあない」と仰ったら、クサくない。つまり、クサくても「くさあない」とおっしゃったらくさない。ex.他人の屁はクサイが、自分の屁はいい匂いに思える。

結論

 クサイクサイ、クサイものは元から立たなきゃダメ。


なぜクソはクサイかについてはまた来週にします。


「険便についての論文」


 検便の「検」を「険」と書いているのは正しい。便は誠に危険である。まず水洗トイレの方は、そのままたっぷり水上におろしまして、水に濡れていないところをヘラですくいます。なければ手でもいいと思います。えー汲み取り式トイレの方は、新聞をひいてその上に少し垂れてすくってください。瓶に入ってからでは、他人のが混じりますのでちと問題です。


 

「NaNiKaについて」の論文


何かというものを形に表したら

これはナニ蚊という感じ?・・・


1つ何か考えが浮かんだら

まずそれをやってみることだ

そしてそこになにかが生まれたら

それを使ってまたナニカ

新しいものを考えてみることだ

そこに新しいNaNiKaが浮かんだら

君は詩人だ。


NaNiKaを考えて、彼女のことを忘れて、夜中の1時に紅茶を飲んでいる。怪人案単多裸亜


 

「もし僕に背中に羽が会えよったら」・・・について


すぐに彼女のところへ飛んでいって、彼女の部屋を覗いて帰ってくる・・・・

But

彼女がいない

故に

覗けない

故に

羽が生えてもナニもできない

故に

いらない

以上


結論 彼女が欲しい 成立


ーついしんー


「もし羽が生えたら」


羽が生えた時、僕はこの世の虚しさ儚さを知り、自分の無力さ、自分の不必要さを知る。そして、誰もいない、自分を無くすところへ飛んでいってしまうだろう。羽は僕の目的地を探して彷徨う。そして見つからないことを知って消えてしまう。その時僕はナニになるのか。本当に無力な人間になってしまう。


 

Silence


「もしこの世に音がなかったら・・・」についての論文


僕のギターはもう歌を忘れてしまう。

僕のハーモニカはもう唾がたまらない。

Bokuの口は食べてばかり。

myオナラは匂いだけ。

私のラジオは電気を食うだけ。

小鳥は春を教えてくれない。


ノックをせずに便所に入り

うなりもせずに出して

水の音も聞こえない。

陽水の魅力は顔だけになり

僕の魅力は消え失せる。

そしてもう彼女に何にも言えなくなる。


だから音がなくなる前に

彼女を見つけなくてはいけない。

でも僕にはこれ以上考えられない。

僕って無知だな。


ーついしんー

音を形にしたらどんな風に表せばいいのかな。



 

寂しい時は男は一人荒野を目指し旅するものだ ー陽水ー


「もし女ならどうするものだ」の巻


結論

僕は女ではないのでわからない


ーついしんー

「もし女ならどうするものだ」については、やはり女に聞くのが一番である。そのためにも女を探さなくてはいけない。それが男というものだ。



 

「あれについて」の論文


 あれは代名詞で事物を直接さしていうもの。代名詞には、自称、対称、他称、不定称などあり、あれは、人を指す自称である。つまり私を指すのである。面白くないので終わり。


きままな時計


時よ、時よ、今、何時なんだろう

僕の時計は三時を打っている。

でも当てになりはしない。

長い針が短い針に追い抜かれ。

振り子は風に誘われ、あっちへフラフラこっちへフラフラ

さてもう眠りたい。



 

Am A G A Am G F Am G F Am C Am C Am F G A

小さな日記に綴られた

小さな過去の駅ごとでした

私と彼との過去でした

忘れたはずの恋でした

ちょっぴり拗ねて横向いて

だまったままでいつまでも

やがて笑って仲直り

そんな可愛い恋でした

山に初雪降る頃に

帰らぬ人となった彼

二度と笑わぬ彼の顔

二度と聞こえぬ彼の声


 

かんかん照りの砂漠の中で

水は僕の水筒の中のほんの少しだけ

ふと見ると僕の前に水を欲しがって

喉を掻きむしって横になっている人がいる

僕は今喉がとても渇いていて、水筒の中の水を飲みたい。

でも僕が飲めばもう水は無くなってしまうそんな少しの水。

僕はその場に立ちすくむ・・・


 

「我々の本当の幸せについて」


 今、我々のいる時代は、公害、その他いろいろな問題もあるが、毎日常に生命に危険を感じるわけでもなく、一人一人について考えれば、平凡で、見かけ上は平和な世の中ではないだろうか。

 長生きするには、かつての革命家たちの時代と比べれば、数倍可能であり、娯楽、快楽についても発達した現在の方が楽しいであろう。

 しかし、事実人間は勝手で、かつ、不満足な生命である。もし人間に言葉と思考がなかったら、この地球は争いのない神のいう神聖な地になっていたかもしれない。しかし、人間は、言葉と思考を持っていた。そして、彼らの不満足な心は、現在のこの平和な見かけ上平和らしい世界に飽きているのではないだろうか。


 人間が、自由と平和を感じ、生き生きしうるのは、革命が成功した後の数年間だけである。それもある錯覚と、興奮による、人間の弱い点がそうさせるのである。


 もともと人間は、闘い好きらしい、たとえ人が「いやそうではない、そうあってはいけない」といっても、現に過去に繰り返された数々の戦争がそれを示している。そして戦いに勝った時、人間は、心の底から喜びを感じるのである。しかしそれもほんの一時の喜びに過ぎない。


 この残酷な人間に幸せは本当に訪れるのだろうか。



 

自分について考えると・・・


 事実、僕は、今自分がナニを考えているかわからない。

僕は、いつも いつも いつも いつも・・・・

いつになっても「いつもいつも」と考え込んで、挙げ句の果てナニを考えているのかさっぱりわからなくなる。


 僕は今死んでも、ナニも感じないかもしれない。


かといって、今、自分が考えていることを知りたいという気もしない。このままでも僕は生き続けるし、他の世界になんの支障もきたさない。ただ、このまま歳を取るのは嫌だなー。


 

 僕には、他の誰にもできないある才能があり、まだ自分ではそれに気づいていないだけなのだ。そしてこの世の中は、僕の出現を望んでいるのだ。などと考えると、少しは気が楽になる。


 死ぬ寸前でも、「ああ、ついに俺の本当の才能を発揮できずじまいだったな、みんな勘弁してくれ、もう少し生きられたら、君たちのためになったのに。」などと考えれば、救われるというものだ。


 人間は常に、自分に自信を持たなくてはいけない。自信というものは、その人を、その人以上の人にしうるのである。


 

木目の光った僕の机

アラビア文字の時計が一つ

1日を12時間で右回り

僕の心の鏡です


青色がのぞく僕の部屋

ステンドグラスはコバルトブルー

夕焼け空も青く輝く

私の言いたい言葉です


木の香のかおる僕の本棚

ベストセラーは聖書と僕の日記

絵のない絵本に絵はありません

僕の描きたい僕の人生



 

童話の世界


今僕は旅に出る

寂しさを紛らわせるために

新しい自分を見つけるために

僕が一人じゃないことを確かめるために・・・


いつか君も旅に出るだろう

悲しみを忘れるために

新しい人生を見つけるために

そして・・・僕と出会うために・・・

終わり


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