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執筆者の写真Napple

ジオラマの資料2 制作記録

更新日:2021年6月1日

2021/5/2


 転車台と扇形機関庫のある風景の制作過程を振り返る。

概要

  1. タイトル:「シン・ジオ・テンリュウ」

  2. テーマ:転車台と扇形機関庫のある風景

  3. 時代設定:昭和

  4. スケール:Zゲージ(1/220)

  5. ジオラマサイズ:450x600mm

  6. 全体サイズ:500x780x200mm

  7. 制御:アナログ

  8. ポイント:4箇所

  9. アンカプラーレール:1箇所

  10. 照明スイッチ:2系統

  11. 主なメーカー:ロクハン、アドバンス、さんけい、Outland Models、タミヤ

  12. 制作期間:2021年1月から4月までの4ヶ月

 

レイアウトの検討


 転車台と扇形機関庫のあるオーバルレイアウトは最小でどのくらいの広さが必要だろう。置き場所を考えると極力小さく作りたい。メーカーの資料から300x500mm程度はいるだろうと辺りはつけたものの、鉄道模型初心者には何もわからず手探り状態。とりあえず入手しやすさから既成のボード2種をベースに考える。

  • 300x900mm

  • 400x600mm

 ロクハンのレイアウトプランを参考に、横幅のある300x900mmで考え始めた。複線で高架、トンネル、鉄橋を配置しようとしたが思う様に収まらない。天浜線をイメージして単線で高架の無いレイアウトに絞ってゆく。

 駅舎を線路の外側に配置したいのだが300mmの奥行ではスペースが取れない。そこで奥行きの取れる400x600mmで考え直す。幅が狭くなった分トンネルや木造機関庫をあきらめ、引き込み線の方向も現実に合わせることをやめた。20枚ほど描く中でレールを斜めにすると駅舎を手前に持ってくることができた。空間を斜めにすると不思議とイメージが広がり、面白そうなレイアウトになった。

 星印が動力車、ヨ・トラ・ワムは貨車、丸印は照明の位置を示し、最小走行半径95mmの設計である。ロクハンサポートに実現可能か問い合わせると、実際にレールを組み車両を走らせて確認してくれた。その結果450x600mmであれば概ね実現できるが、C57(蒸気機関車)は最小走行半径が145mmのため走行できないこと、C11(蒸気機関車)・DE10(ディーゼル機関車)はDCCデコーダーを付けられないことがわかった。DCC制御をやりたかったからアナログ制御に方針変更するのは残念だったが、実際に組んでみると、狭い間隔のポイント操作はアナログスイッチだからこそ操作しやすいことを実感する。こうしてジオラマのサイズ、レイアウト、制御方法が決まった。改めてサポートの方にお礼申し上げたい。

 

材料手配


 レイアウト案をベースに、レールや車両を手配し、1/220サイズの構造物を探した。見つけた物からさらにイメージを膨らませた。レイアウトのほとんどが機関区だが、レイアウトの外に街が広がるイメージを膨らませ、角に食堂や喫茶店を置た。材料は数日で入手できる物から1ヶ月以上かかるものもあったが、概ねネットで手配できた。


レール一覧

  1. 直線レール 25mm x2

  2. 直線レール 55mm x4

  3. 直線レール 110mm x2

  4. 曲線レール R95 45° x2

  5. 曲線レール R120 45° x1

  6. 曲線レール R127 26° x1

  7. 曲線レール R195 30° x1

  8. 曲線レール R490 13° x2

  9. エンドレール x4

  10. 電動/手動ポイントレール 55mm R127-26° 左分岐 x4

  11. 電動アンカプラーレール x1


車両一覧

  1. C11蒸気機関車 325号機 もおか鐡道タイプ

  2. 国鉄 C11 蒸気機関車 165号機タイプ 門デフ

  3. 国鉄 EF65形 1000番代 1001号機

  4. DE10 1500 B寒地形 国鉄色

  5. Zショーティー キハ52形ディーゼルカー国鉄標準色

  6. Zショーティー キハ52形ディーゼルカー首都圏色

  7. 国鉄 ワム70000形貨車

  8. 国鉄 トラ45000形貨車

  9. ヨ8000形 車掌車


 届いたものから順に組み立て、材料が届くのを待つ間に、ジオラマ制作に関する動画を探して、バラストの撒き方や、山や川の作り方を学び、手持ちにない材料を手配した。家にいながら資材が手に入り、教えを乞うこともできる。ありがたい。


 

建造物を作る


 建造物はペーパーキット、3Dプリント、射出整形を使った。


ペーパーキット

 レーザーカットされたパーツは精度感があり紙とは思えない出来栄えだ。

ペーパーキット一覧

  1. 跨線橋(さんけいミニチュアート)

  2. 木造駅舎(アドバンス)

  3. 島式ホーム(さんけいミニチュアート)

  4. 片側ホーム(アドバンス)

  5. ホーム向けアクセサリー(アドバンス)

  6. 給水塔(アドバンス)

  7. 高脚ジブクレーンと単線形給炭槽(アドバンス)

  8. 給砂塔(アドバンス)

  9. 砂焼き小屋(アドバンス)

  10. 踏切セット(さんけいミニチュアート)

  11. 食堂(さんけいミニチュアート)

  12. 喫茶店(さんけいミニチュアート)

  13. バス車庫(さんけいミニチュアート)

  14. ボンネットバス(アドバンス)

  15. 昭和の派出所(アドバンス)

  16. 公衆便所(アドバンス)

  17. 木製線路柵 (アドバンス)

 台紙からパーツを切り出し、ボンドで接着して組み立てる。接着するとやり直しが効かないことに気づくまで幾つかの失敗が必要だった。接着前に仮組みをして、表裏や上下左右を確かめることや、細い部分はボンドの水分でふやけてしまうので接着する順番や付け方にも工夫がいる。紙を貼り合わせることで窓枠や格子が表現され、階段は紙の厚みが1段分となり貼り重ねることで表現されている。紙の風合いが生かされ、パーツに適した色が使用されているため着色も必要ない。パーツが細かく組み立て難度は高いがその分完成度も高い。


3Dプリント

 射出整形されたものに比べ精度感があり、細かなところまでが表現されている。


3Dプリント一覧

  1. 信号混合セット(Outland Models 材質:レジン)

  2. 産業用プラットホームと階段セット(Outland Models 材質:レジン)

  3. ものみの塔(Outland Models 材質:ABS)

 製品にはサポート構造が付いている。輸送にはこの方が壊れにくいだろう。しかし、サポート構造が複雑で、本体を取り出すのは簡単じゃない。3点とも繊細な形状で、必要な部分とサポートの区別がつきにくく、誤って本体を切ってしまいそうなリスキーな製品だ。また切断後のバリ取りも難しい。ヤスリをかけると壊れそうである。拡大鏡を使ってカッターやペーパーヤスリで磨いたがある程度のところで諦めた。信号のレンズパーツは非常に小さくランナーから切り離すとほとんどゴミと区別がつかなくなる。ピンセットでつまんで何度も弾いて探すのに苦労したが、レンズの透明感は塗装では味わえない良さがある。その他はほとんど一体整形で組み立てや着色は必要ない。ものみの塔のみ着色をした。


射出整形


 転車台はエッチングパーツが使用され精度感がある。トラス鉄橋と単線高架線柱も射出整形だが精度感がある。扇形機関庫はざっくりとした作りで、紙製の壁面は面積が広いためのっぺりし、屋根と床のパーツが分厚く精度感を損なっているのが残念だ。

射出整形一覧

  1. 扇形機関庫(ロクハン 材質:ABSと紙)

  2. 転車台(ロクハン 材質:ABSとエッチングパーツ)

  3. トラス鉄橋(ロクハン 材質:ABS)

  4. 単線高架線柱(ロクハン 材質:ABS)

  5. 単線用トンネルポータル(アドバンス 材質:アクリル)

 扇形機関庫は2種類の壁面と窓枠が用意され、日本仕様と海外仕様のいずれかを選ぶことができる。レンガ壁の海外仕様は綺麗だが、日本仕様は昭和の日本の雰囲気がある。電球色のLEDユニットを組み込み、塗装して組み立てる。単線高架線柱はランナーから切り出しバリを取り塗装した。転車台とトラス鉄橋は分解して塗装してから再度組み立てた。トンネルポータルはアクリル材をレーザーカットしたもので塗装して組み立てた。



その他


 樹木にロクハンの常緑樹セットを使用し、電信柱は自作した。


 

塗装


 ABS・アクリル・レジン製の構造物はプライマーで下地処理をするため、タミヤのスプレーワーク・ペインティングブースを用意した。


 塗料はタミヤカラーのアクリルを使用した。アクリルは水で筆を洗うことができ、匂いも少なく扱いやすい。アクリルでベースカラーを塗り分け、墨入れを行い、タミヤウェザリングマスターで仕上げてゆく。トンネルポータルはジャーマングレーを基調に黒の墨入れをしてから汚しを入れ、鉄橋はオリーブドラブを基調にレッドブラウンでサビを入れる。ものみの塔は鉄塔部分をジャーマングレー、屋根をオリーブドラブ、階段をレッドブラウンで塗り分け、サビや汚れをつけてゆく。架線柱はジャーマングレーをベースに碍子を白で塗り汚しを入れる。最後に白でエッジを強調する。塗装後ペインティングブースで艶消しトップコートをスプレーする。


 ジオラマが完成した頃配達されたArttystation Concertの作業棚。

 材料を整理すると、空いているところを埋めたい衝動が湧いてくる。

 

地形を作る


ベースの制作


 20mmのスタイロフォームをベースにした。線路と地面の段差を無くすために3mmのスチレンボードをレールに合わせてベースに貼る。低速で車両を走らせるとわずかな傾斜でも支障が出るためレールをフラットに敷設する。設計時に諦めたトンネルだったが、位置を変えれば作れそうなので、地形に変化を持たせるために山とトンネルと川を作ることにした。川はスチロールカッターでベースを切り抜き20mm下げて段差を作る。山は発泡材を重ねて張り合わせ大まかな形状を作った。切り出したスタイロフォームをベースと底板の間にはさみ配線スペースを作る。


 渓谷と山に適当な大きさにちぎって湿らせたティッシュペーパーを乗せ、ボンド1に対して水3で薄めたボンド水を筆で塗って全体を馴染ませる。乾いたら紙粘土でさらに覆い地形を作り込む。川底や山頂に石を埋め込んで臨場感を出す。


 TOMIXのシーナリープラスターは石膏に大小様々な粒子が入った、ジオラマの岩肌などを作成する定番ツールらしい。薄め方で表情が変わる。今回はシーナリープラスター2に対してをボンド水1の割合で溶き、ねっとりとしたセメント状の液体を作る。


 一晩置いて紙粘土が乾いたら、シーナリープラスターを筆で乗せる様にして地形を覆ってゆく。ペタペタ塗るだけで、自然な質感が出てくる。


着色


 黒・茶・緑のアクリル絵の具を水に溶き色水を作る。色水は薄いぐらいが丁度良い。


 一晩シーナリープラスターを乾かせ、渓谷の斜面や山肌を色水で着色してゆく。シーナリープラスターは色のりがよく、適度に染み込んでいい風合いを出してくれる。川は透明な樹脂を流し込むため、底に塗る色で深さを表現することになる。深みを濃い緑系にして中間をミディアムブルー、川岸を薄い色で着色する。


バラストを撒く


 山を固定する前にレールを敷設してバラストを撒きボンド水で固定する。転車台と扇形機関庫もレールと一体なのでレールを敷設する時に同時に取り付けた。渓谷は水面を形成してから鉄橋を渡すためレールの敷設を後回しにした。レールの敷設は一気にやりたいところだが、水面の制作を考えると仕方ない。レールは接着してしまうと取り外しが難しい。慎重に進めたつもりでもミスは起きる。ポイントにボンドが入り動かなくなってしまったのだ。泣く泣く出来上がったところを壊しながら取り外して分解掃除を行う。思った以上に部品点数が多く小さな基板と磁石とコイルやスプリングが飛び出した。流れ込んだボンドを掃除して、組み立て資料がないため、ひとつづつパーツが収まりそうなところにはめて、試行錯誤を繰り返しながら組み立てた。動作確認してOKと思いきやスプリングが余っていたりする。再度分解して組みなおしである。そんなことのおかげでポイントレールの構造を知ることができた。


 レールにバラストを撒くとまばらになったり小山ができて汚くなり期待どうりにはいかない。剥がしてやり直す気にはなれず、初めてなので仕方ないと諦める。バラストを固着するボンド水は浸透させるために界面活性剤の入った微量の洗剤を混ぜた水溶液である。レールを固定するときにボンドがポイントに入って動かなくなった経験が蘇る。ボンド水はボンドより浸透性があるから、ヘタをするとまた忍び込んでポイントを動かなくしてしまう可能性があったのだが、同じ失敗は繰り返さずに済んだ。レールは剥き出しの電線と同じで、どこかに皮膜ができたりバラストが載っていると電車が動かなくなる。そもそも鉄道模型は濡れることを嫌うが、ジオラマ作りは頻繁に水や接着剤を使う、せっかく出来上がっても動かなくては元も子もない。バラストを撒き、ボンド水で固着後レールクリーナーで掃除してから試験走行で確認する。何か作業をするたびにポイントテストと走行テストを行ないながら組み上げて行く。


 バラストが概ね撒けた所で、地面の着色にタミヤの情景テクスチャーペイントのライトサンドを使った。砂地用のテクスチャーは予想以上に黄色くどうなることかと少し不安になった。アクリル絵の具の色水で汚しを入れ、絵の具が乾いてからターフやカラーパウダーを撒いて草地を作りボンド水で固定するとすこしそれらしくなった。


水面を作る


 概ね地面が出来上がった所で、バラストを川原にも撒きボンド水で固定し渓谷の仕上げに取り掛かる。マスキングテープで川の水面部を囲いモデリングウォーターを流し込んで水面を作るのである。

 モデリングウォーターは1液で使えるため、取り扱いが楽だ。しかも2液素材より短時間で硬化が始まり、固まる前に爪楊枝などで表面を引っ掻いて波紋を作ることができるなど初心者向きのはずだった。


 やり方をYouTubeで学習したが、実際にやってみると予想以上に苦戦した。YouTubeではさらっとマスキングテープで囲っているから、特に気にも止めずに真似をしたが、しっかりマスクをしないとモデリングウォーターの重みでマスクが歪み、接着面が剥がれ、ぼとぼと床に滴ってしまう。慌てて押さえを作り応急処置をしている時に、魔の悪いことに家人から声をかけられ、うっかり動いた途端にマスクの抑えが外れて大量にモデリングウォーターがこぼれた。それでも気を取り直し修復をして、波紋を作ろうと表面を引っ掻くと、今度は爪楊枝に液がくっつきビヨーンと伸びてしまう。思う様にいかないものだ。モデリングウォーターはカチカチに硬化するものではなくいつまでもプニョプニョしている。最終的に水位がだいぶ低くなったが、それでもなんとかそれらしい水面を作ることができた。とりあえず水面ができたところで、レールと鉄橋を取り付けバラストを撒く。


道路を作る


 レールを全線に敷設した所で、駅舎などの構造物を照明用LEDを埋め込みながら接着する。構造物が接着できたら、道路にタミヤの情景テクスチャーペイントの路面ライトグレイを使って2度塗りする。十分乾いたら0.5mm幅のマットテープで白線を描き、1.0mmのマットテープで横断歩道を描いた。

 タミヤのテクスチャーペイントは一見便利そうだが、想像した結果を得るには経験が必要だ。どんな仕上がりになるかやってみないとわからない。下書きした油性マジックのラインはテクスチャーペイントを塗っても隠すことができず滲み出してしまった。テクスチャーペイントを塗るところは下書きをしないほうが良さそうだ。その点シーナリープラスターは、めんどくさそうだが、適当に塗るだけで岩肌が作れる。色の乗りも良好だ。薄い黒・茶・緑の色を重ね塗ると本当に雰囲気が出てくる。そこにバラストやターフを撒くと見事な渓谷や岩山が出現した。いつも色塗りは斑なく塗ることに手こずっていたが、今回は斑を気にする必要がなく、むしろ均一に塗っては面白く無くなる。


仕上げ


 地面にボンド水を塗りターフとパウダーを撒いて草地にしてゆく。レールや構造物と設置面の隙間をバラストやターフやフォーリッジでカバーして境界を馴染ませる。最初は荒れた感じだったが緑を入れてゆくと地面が自然な感じに落ち着いていく。全体のバランスを整え、線路柵や信号を設置して、木を植え、電柱を立てる。天浜線は非電化路線なので架線柱は存在しないのだが、ジオラマにはこうした造形物がよく似合う、電気機関車も配置しているので、ここは実際に拘らず単線架線柱を取り付けジオラマは完成した。


 走行テストを行い汚れているレールを見つけて掃除を行い、障害になっているバラストを見つけ取り除く。全ての車両が構造物にぶつからずに走行できることを確認する。

 自動車と単車を配置する。昔手に入れたメーカー・スケール不明のメタルものである。スケールが微妙に大きい気もするが、情景に表情が生まれた。


車両一覧

  1. MINI クーパー

  2. MINI クラブマン

  3. MINI カントリーマン

  4. MINI トラック

  5. フォルクスクワーゲン ビートル

  6. シトロエン Hトラック

  7. スバル 360

  8. FIAT500 チンクエチェント

  9. ポルシェ スピードスター

  10. 富士産業 ラビットスクーター

  11. ピアッジオ ヴェスパ


 

枠を作る


 ジオラマとコントローラーが収まる様、桐の集成材で木枠を作る。


 エッジをトリミングした底板を取り付ける。重量を軽くするために中抜きにして、空いたところにはベニヤ板を敷く。

 木枠の制作に卓上マルノコとトリマーを初めて使った。マルノコはちょっと怖かったが45度の切断が簡単にできた。概ね組み立てに支障はないが、微妙に直角が取れておらず、少し隙間が空いてしまった。刃が当たる位置も中心より刃の厚さ分ずらす必要があり慣れが必要だ。トリマーは長い直線でも綺麗に削ってくれる。もたついていると焦げてしまうので要領が必要だ。以前からやりたかったことをようやくやることができた。


 トグルスイッチや丸いメーターをつけたコントローラーを自作しようとコントローラーをバラしてみたが、結構パーツが詰まっている。思案の末に今回はメーカー製のコントローラーをそのまま利用することにした。


 木枠をカインズのステインカラーズ・マホガニで塗装。ステインカラーズは水性のオイルステインで水で筆洗いができるため取り扱いが楽だ。木枠に電源アダプターを接続するジャックを付け、ジオラマとコントローラーを納める。コントローラーとジオラマは木枠に固定せず、メンテナンスできる様にしている。仕上げにネームプレートを付けた。

ジオラマに使用した材料一覧

  1. タミヤ スチレンボード 3mm厚

  2. タミヤ 情景テクスチャーペイント 砂ライトサンド

  3. タミヤ 情景テクスチャーペイント 路面ライトグレイ

  4. タミヤ ウェザリングマスターA

  5. タミヤ ナイロン/PP用プライマー

  6. タミヤ カラーアクリル塗料ミニ ミディアムブルー/ジャーマングレー/オリーブドラブ/レッドブラウン/白

  7. 墨入れ塗料ブラック

  8. KクレイL 軽量紙粘土

  9. TOMIX シーナリーボンド

  10. TOMIX フォーリッジ ライトグリーンミックス

  11. TOMIXカラーパウダーライトブラウン

  12. TOMIX シーナリープラスター

  13. TOMIX レールクリーナー

  14. KATOバラスト

  15. GSI クレオスMr.トップコート 水性つや消し

  16. 人工芝パウダーモデル草 2mm 2色

  17. 光栄堂 模型用モデリングウォーター

  18. アイシー マットテープホワイト 1.0/0.5mm

  19. Pentel アクリルガッシュ ジェットブラック/バーントシェンナー/ビリジアン

  20. スタイロフォーム 600x450x20mm

  21. ベニヤ板 3mm厚

  22. 桐集成材 13mm厚

  23. Kumimoku ステインカラーズ マホガニ 200ml


最後に


 ジオラマを作ろうと思い立つも、どこまでできるものか検討がつかない。幸い時間はたっぷりあるから、のんびり作ってみようと、トンネルや川をどうするか決めずに作り始めた。スペース的にも、技術的にわからないことが多かったからだ。まずできそうなことから始めてあれやこれや詰め込んでゆく。初めて使う道具や材料がいくつもあったがやってみると案外なんとかなった。レイアウトを描いたときは思ってもみなかったが、実際にやってみて、出来上がって行くとようやく見えてくる事がある。ジオラマの外にも世界は広がっているのだと言うイメージ。そんなことを思いながらトンネルや川、食堂や喫茶店を情景のポイントに仕上げていった。こうして初めてのジオラマは完成した。




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