top of page
検索
執筆者の写真Napple

4312MII&TRK-3488の音

更新日:2018年6月9日

2018年3月18日



初めて真空管アンプのキットを組んだ。約4時間ほどで仕上がった。残念なことに真空管の初期不良のため、一発で正常動作しなかったが、メーカーに修正していただいた。


今回真空管のアンプにこだわったのは、心地よく感じる音の理由の一つの、真空管を通した時に現れるとされる、偶数次倍音の増加した音を聞いてみたかった。


さて、そこで真空管アンプとJBLの音である。

  • TRK-3488とDA-DAC-10RをRCAケーブルで接続。

  • TRK-3488と4312MIIをスピーカーケーブルで接続。

  • TRK-3488の電源を投入。

  • かすかに真空管が明るくなる。

  • 4312MIIからノイズは聞こえない。

  • TRK-3488のボリュームを10時あたりまで上げる。

  • Jean-Marc Foltz & Stephan Oliva の I Can't Get StartedをMacで再生。


なんという暖かい音が響いてきたことだろう。この瞬間のこの音は忘れられない。


  • うーんいい感じ。

  • Macで聞く音と比べると格段に奥行きがある。

  • 音に丸みがある。

  • 艶がある。

  • 気持ち良さが違う。

  • Macで聞いていた音が、機械的で平板な音に聞こえる。

  • これが偶数次倍音の増加した効果なのだろうか。


父が初めて購入したステレオは真空管アンプだった。青年時代に愛用していたラジオも真空管の時があった。懐かしい音、懐かしい音楽。キュッと胸を掴まれる音。それは切ない体験をした時に聞こえていた音であり音楽である。真空管アンプだからと言って古臭い篭った音がするわけではなく、むしろクールな音なのだが、懐かしさを引き出すそんな感じがある。


閲覧数:313回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page