2018年3月15日
オーディオ店でスピーカーの聴き比べをさせてもらった。DALI、KEF、B&W、ECRIPSEの小型ブックシェルフとフロアタイプのJBL、B&Wを聞き比べた。実物を聴き比べると、明らかに高額なものの方が鳴りが良い。試聴ソースはジョン・コルトレーンのブルー・トレインを使った。
初めて聞いたDALIはクリアーで綺麗な鳴りだ。
続いてKEFの同軸2ウエイスピーカーを聞くと、DALIでは感じられなかった楽器がきっちり分かれた豊かな音を聞かせてくれた。
さらにB&Wは豊かつ艶のある響きを感じた。
KEFとB&Wは甲乙つけがたいが、わずかにB&Wに軍配が上がった。
DALI < KEF < B&Wの順に価格もよく、音も良い。
ECRIPSEは期待ほどの音ではなかった。タイムドメイン理論に期待したのだが。小さなスピーカー1個でフルレンジは低音が厳しいらしい。確かに音が薄い感じだ。
JBL4312Mはかっこいいが低音がダメなので置いていないと言われた。
これに対してフロア型のJBL4312SEはJBLらしい音だ。ジャズにあっている。お店の人もおすすめである。
さらに高額なB&Wの802D3は、持つ喜びはあるかもしれないがピンとこない。音の良し悪しが私の耳ではもうわからない。
トライオードの300Bを乗せた真空管アンプは置いていたがTRK-3488はなかったので、音を聞くことはできなかった。山崎社長は国鉄に勤めながら、マクドナルドの店長をやり、そこで物流の知識を得たのだそうな。300Bのアンプを手頃に供給したくてトライオードを興した。そんな話を聞かせてくれた。お店で色々な試聴会を行なっているので、どうぞお越しくださいと誘って下さった。TRIODEの山崎社長を招いた試聴会も行ったことがあるようだ。
4月1日はマークレビンソンの聴き比べ
4月8日はタンノイの聴き比べ
4月15日はハイレゾの聴き比べ
ハイレゾの回を聞いてみたい。
罪なものをもらってしまった。JBL、KEF、B&W、TRIODE、LAXMAN、CarotOne、oppoのカタログである。製品のことを知り尽くしたメーカーが一番魅力的に見えるように写した写真は見飽きない。紙質もいい。今やネットでなんでも調べられる時代だが、こう言った紙媒体の資料は、時とともに存在価値を増す。高校時代に集めたカタログが今やちょっとした宝物になっている。ネットに記録されていない情報がそこにあったり、古びた紙が語りかけてくるものがある。そんなわけで、ついカタログを集めてしまう。いろんな話をありがとうございました。
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