2018年10月10日
無音の車に乗るのは久しぶりだ。初めてMINIを手に入れた時は、ラジオさえない時期もあったが、その後は何かしら音楽を聴くことができたものだった。今日はiPhoneが使えず久しぶりに無音で車を走らせた。たまにはいいだろうと思おうとするのだが、なんとも寂しい。iPhoneとBluetooth接続できないデバイスがあるのでAppleサポートに相談したところ、新品交換になったのだ。新品になるのは嬉しいが、交換品を受け取る前に、AppleWatchのペアリングを解除、バックアップ、全てのコンテンツと設定を消去、Simを抜くなどをやっておく必要があった。結構時間のかかる作業だから、時間に余裕のある夜に行った。その結果、かれこれ1日iPhoneもAppleWatchも使えない。当然車でApple Musicを聞くこともできない。当たり前になっていたことがちょっとできないだけでうろたえ、不自由さを感じる。脆いものだ。災害の多発する日本。万が一を覚悟しなければと幾度思うことだろう。
Apple Musicを利用できることがどれほど有難いことか思い知った1日だった。
機種が変わる時、データの移行に苦労するものだ。バックアップで復元することでデータを失わずに利用することができるのは有難いが、設定データなどの不具合もそのまま移行してしまう。せっかく機械が新しくなったのでクリーンに利用したいところである。iCloudで共有しているデータは、クリーンインストールしても失うことなく利用できる。でもデータ個々を保持しているアプリはバックアップから戻さなければ失われる。コツコツ蓄積したデータは捨てがたいものだが、実は再利用することがほとんどない。しかもそうしたアプリは、サポートがあやふやで、結局使えなくなっていく。そこで個々にデータを保持するアプリは思い切って切り捨てることにした。ついでに、あると便利だが使わないアプリも全て削除。不要なデータも削除した。とってもスッキリ。今後の移行はスッキリクリーンインストールできる。
夏頃購入したBluetoothで接続できる体重計、血圧計、体温計がしばらくすると、体温計だけ繋がらなくなった。デバイスメーカーとAppleに交互に問い合わせ問題解決を試みた。親身になってくれるAppleの対応に頭が下がる一方。対照的にデバイスメーカーの対応がおざなりに感じてしまう。iPhoneを交換した結果繋がるようになったので、Appleに問題があったのだ、デバイスメーカーは悪くない。でもAppleに感謝するように、デバイスメーカーには申し訳ないが感謝の気持ちが湧いてこないのだった。Apple側に問題があると判断したものは、1〜2年使用した段階でも新品交換してくれる。