2018年3月1日
いいなと思うスピーカーはあるのだが、まず調べてみようと思う。JBL、B&W、KEF、DALI、AVANTGARDE、TivoliAudio、LINN、TANNOY、BOSE、MONITOR AUDOIO、TAD、Wilson Audio、PIEGA、MAGICO、SONUS FABER、FOCAL、ELAC、MARTEN、BOENICKE AUDIO、KISO、VIVID AUDIO、FRANCO SERBLIN、Harbeth、ECLIPSE、FOSTX、SONY、PIONEER、YAMAHA、ONKYO、目移りしてしまう。
パラゴンは1957年から1983年までの25年間製造されたJBL最初の3ウェイ左右一体型ステレオ用オールホーンスピーカーだ。Audio年鑑「HI-FI STERO GUIDE '75-'76」で存在を知り。デザインと大きさに圧倒され憧れた。JBLは1946年ジェームス・B・ランシングが設立したアメリカのメーカー、JBLと真空管アンプで聞けたら素敵だろう。
オールホーンといえば、ドイツで1991年に設立されたAVANTGARDEのトリオシステムはデザインといい大きさといいパラゴン以上かもしれない。嬉しいことにこのスピーカーは浜松のジャズ喫茶で聴くことができる。そもそも大きすぎて自宅には合わないが美しさはなかなかだと思う。
オーディオ専門誌のトップに顔を出すのが1966年設立のB&W。ノーチラスは写真でしか拝んだことがないが一度はその音を聞いてみたい。名前もデザインもハートを鷲掴みにされる。ネットワークを内蔵していない4ウェイなので、パワー・アンプがステレオなら4台、モノラルなら8台を必要とする化け物である。そんなノーチラスで培ったノウハウをつぎ込んだB&Wのスピーカーは一聴の価値がありそうだ。
DALIも気になるところ。よく名前を見かけるが存在を知ったのは最近だ。DALIというぐらいだからスペイン製かと思いきやDanish Audiophile Loudspeaker Industriesの頭字語でピーター・リンドルフが1983年に設立したデンマーク製だった。デンマークといえば1925年設立のB&Oはデザインが素晴らしかったが最近あまりお目にかからない。
KEFは1961年BBCの電気技術者レイモンド・クックが設立したイギリスのメーカーだ。オレンジ色の同軸2ウェイスピーカーや曲面フロントのエンクロージャーが印象的だ。
ECLIPSEの”正確な音”を実現するというタイムドメイン理論も気になる。インパルスを「正確」に再現できれば、音楽の「正確」な再生が可能であるという。スピーカーから出てくる音の波形がほとんど崩れないため遠くでもはっきり聞こえ、小さな音でもはっきり聞き取れるらしい。Wi-Fi接続できるアクティブスピーカーもあり、卵形の形状は近未来的な感じだ。デンソーグループに所属するイギリスのメーカーだ。
スピーカーの種類を整理。
■エンクロージャーの形状
ブックシェルフ型
フロア型
トールボーイ型(ペンシル型)
埋め込み型
■エンクロージャーの方式
密閉型
バスレフ型
パッシブラジエーター型(ドロンコーン型)
フロントロードホーン型
バックロードホーン型
オールホーン型
■スピーカーユニットの配置
フルレンジ
マルチウェイ
同軸
仮想同軸
■スピーカーユニットの種類
コーン型
ドーム型
ホーン型
リボン型
■その他のスピーカー
平面スピーカー
無指向性スピーカー
AIスピーカー(スマートスピーカー)
デジタルスピーカー
時代と共にどんどん新しいものが登場している。無指向性スピーカー、AIスピーカー、デジタルスピーカーはいずれも興味津々だが、今回はコンピューターのそばに置く小型で、オーソドックスなブックシェルフ・バスレフ・マルチウェイスピーカーを真空管アンプと組み合わせようと思っている。聞きたいジャンルはジャズ、クラシック、映画音楽、ポップスと盛り沢山だが、今一番肌に合うのはチルアウト・ジャズだ。ここはJBLで聞きたいところ。McIntoshのアンプとJBLのスタジオモニターは永遠の憧れである。そこでJBL4312MII BKを選んだ。JBL4312MはMとMIIがある。Mは中域が篭った感じだったようだが、MIIで改善されている。外見は製品名にIIがあるかないかの違いだけでほとんど見分けはつかない。ウォルナットのWXとブラックアッシュのBK二色がある。MINIサイズに惹かれる者にとって、このサイズでJBLが手に入るのは嬉しい。良い音を聞かせてくれることを期待している。
Комментарии