2018年3月14日
内部に線材の切り屑や半田屑が残っていないか確かめて底板をネジで止める。真空管をささずに通電試験を行う。内部より異臭や発煙、異音などがないことを確認したら電源をオフにする。
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電源がオフになっていることを確認して、真空管を取り付ける。TUBE SWITCHをEL34に入れ、NFB SWITCHをONにし、真空管カバーを取り付ける。ライン入力、スピーカーを接続しボリュームを下げてから、通電試験を行う。ゆっくりボリュームを上げる、左側は音楽が出たが、右側はプチ、プチという音のみで音楽が出ず、しばらくすると右側EL34の下あたりからふわっと煙が出た。その間40秒ほどの通電だった。底蓋を開けたところC8のコンデンサが膨らんでいた。
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C8のコンデンサー以外には異常はなさそうだ。
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TORIODEに相談したところ
「お世話になっております。株式会社トライオード サービス部よりメールお送りしております。この度は、TRK-3488キットをご購入いただきまして、ありがとうございます。キット製品を組んで鳴らない・動作しない大半の原因はハンダ不良によるものですが、もしハンダ不良・接触不良でなければ、球自体の不具合による可能性はありますので、一度、下記の弊社までお送りください。球の初期不良であれば無償、組立不良で不具合が発生している場合は有償で手直しとなります。よくあるのは金色のピン端子と基板がしっかり固定されておらず(ハンダ盛られていない)接触不良が多いです。今一度ご確認ください。何卒、よろしくお願いいたします。」
と言うわけでTORIODEに送ることになった。
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