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246 散歩2023冬

執筆者の写真: napplenapple

更新日:2024年7月28日

2023/12/1


 散歩はいつも愛犬のくるみと一緒だった。くるみが天国に召され散歩にゆかなくなったが、季節が変わり「いっておいで」とくるみが言ったような気がして、訛った体をほぐしながら小一時間歩くようになった。晩年くるみとの散歩は早朝のまだ暗い時間に同じルートを歩いた。一人散歩になり明るい時間に足の向くまま歩くと、今まで気が付かなかった発見があった。30年住んだ街なのに知らない景色がある。いつの間にか建て直されている家、草ぼうぼうの家。いまだに空き地の空間、空き家も目立つようになった。この街も年をとったが、新しい命が加わり再生している。


11/29 2丁目の一筆書き

11/30 5丁目の一筆書き

12/1 3丁目の一筆書き

 2丁目は歩きやすい。5丁目と3丁目は筋がずれている。配達する人のことを思うと2丁目が回りやすそう。5丁目が広いと思っていたが歩いてみると2丁目の方が広いみたい。3丁目は狭い様だが公共施設があるから本当は広い。アパートが多く町内に唯一モニュメントがある。丁目で雰囲気が違っていて面白い。散歩の軌跡を見ながらいつか散歩の道のりで絵を描いてみようと思う。試しにハートや丸を描いて歩いたが図形がわかる様に歩くにはかなり大きく歩く必要がある。道を歩いた結果が絵になると面白いだろうなあ。


12/2 カインズモール買い出し:往復は車。買い物で歩く距離は2Kmない。

11/6 総合公園往復:公園の端まで行って帰ってくると結構な距離と勾配がある。

12/3 外周一回り:もっと距離があると思っていた。

12/4 丸山緑地往復:こちらの公園も奥が深かく標高差を感じる。

12/6 南側の工場地帯:スズキ周辺でオイルミストの匂いがする。

12/8 トマソンを探して 4.3kの区間で3件のトマソンを発見

12/10 モニュメントを訪ねて 宇宙怪獣ドゴラみたい


 1996年にこの街は誕生した。小高い台地を切り拓き住宅と企業の施設が並び、宅地内の公園に加え総合公園には芝生広場、サッカーグランド、吊り橋と沼を巡る遊歩道や芝生ゲレンデがある。墓地には古墳もある。地盤は硬く地震に強い。緩やかな勾配の台地にあるため大雨が降っても水没の心配がなく、海や川も遠く津波や土砂崩れの心配もない。風が強いが気候は穏やかで、災害に強い街である。

 生活に必要な施設も揃っている。モールやドラッグストアでは新鮮な食糧や日用品が手に入る。野菜や果物は百貨店よりも安くて美味しい。市民サービスセンター・ヘリポート・交番・図書館・銀行・郵便局・小学校・地域包括センター・内科・歯科・居酒屋・ケーキ屋・カレー屋・学習塾、コミュニティーホール、音楽ホールが町内にある。風力発電機が10機並ぶ裏山には風穴や滝や展望台、秋葉街道姫街道など古からの街道があり奥浜名湖の風景は美しい。天竜浜名湖鉄道からは踏切や線路を走る列車の音が風に乗ってやって来る。車に乗ってちょっと足を伸ばすと、海あり山あり川あり湖ありと変化に富んでいて、スマートICも近く遠出にも都合がいい。我が街は良い街なり。


 

追伸


 一軒一件が異なる異空間を作り散歩のわずかな時間に様々な世界を垣間見る。一回りして我が家に戻ると何だかホッとする。扉を開けると我が家の香り。今日はそうめんつゆの香り。別の日はコーヒーを焙煎した香り。毎月1日はお線香の香りがする。最近くるみの香りが薄れてきた。


 かつて勤めた会社がある。勤めていた時より建物が増えている。あれ、おかしい、社名が書かれていない、どうしたのだろうと思っていたら、総合公園前に新しい建物が現れた。最近完成したらしい。調べると本社が移転していた。そして元あった社屋は親会社の本社になることが分かった。


 「サーラ音楽ホール」は市民の音楽文化活動や学習成果発表の場として2021年に開館した。2019年の着工から散歩しながら見守ってきた。四角くて意匠の施されていない建物は一見倉庫のようで物足りない気もする。中はどうだろうと、完成したら真っ先に訪れようと思っていたがコロナで機会を逃し2023年いまだに入館したことがない。イベントカレンダーに予定がない日にもたくさんバスが止まっている。先日も20台近いバスが集まり小学生が降りてきた。発表会かな。近所のよしみで見せてくれないかなと思ったりする。


 2023年カインズの向かいに「カレー屋」がオープンした。町内に食事どころは多くないが「カレー屋」が二軒になった。「カレー屋」の前は「どら焼き屋」その前は「ラーメン屋」その前は「スペイン料理屋」だったと思う。気がつくとお店が変わっている。ラーメン屋は一度も訪れることがないうちに変わってしまった。


 山頂に忽然と風車が1機、2機とできるのを見て何機できるのだろうと楽しみにしていた。引佐町から滝沢町にかけて山頂に設置されたのは10機の風力発電機で2009年に運転を開始した。第二東名から見る景色はのどかな山間にニョキニョキと風車が生えている様で少し近未来的な趣がある、間近で見上げると異世界に来たようだ。ドイツ製出力20MW(2MWx10)は結構な発電量らしい。「浜松風力発電所」という名称で事業主は「ふそう風力発電」。ところで電力はどこが使っているのだろう。何故かいつも東側3機が回っていない。不思議に思っている。

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1 Comment


napple
napple
Feb 18, 2024

2024/2/18


 「新都田社協だより」によると1993年に都田テクノが誕生して30年が経過。新都田地区の65歳以上の人数と高齢化率は下記の通りと記載されている。


2017/10 695人 高齢化率15%

2023/10 869人 高齢化率20.5%


 思っていたほど高齢化しているわけではなかった。

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