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執筆者の写真napple

AIと絵を描くこと

更新日:5月24日

2024/4/15


 絵を描く。紙とペンを使って描く。タブレットとスタイラスペンで描く。AIで描く。違いはなんだろう。



 これは「火の鳥」をプロンプトにStable Diffusinに描かせたものだ。AIが描く絵は、自分で描く絵とは異なる。ほとんどの絵は自分で描くことはできないような絵ばかりだ。AIの画力、色彩の美しさ、多彩な描画力に嫉妬してもしょうがないがやっぱり嫉妬する。



 幾度か絵を描くことを考察してきた。少なくともAIで描く絵もまた、絵を生み出す楽しみをもたらしてくれる。そこに個の要素を盛り込めないものかと試行錯誤している。


2020年2月5日

 「絵を描くこと」では

描きたいから描いているのだが、もしかすると道具を使いたくて描いているのかも知れない。そして描くことで対象を自分の中に取り込める気がした。


2023年2月29日

自分にしか描けない独特な世界を描きだしたいという想い。ペンや筆捌きに宿る独特な味わい。ラインを探していた。


2023年3月22日

描くと言う行為は、どんな時間を過ごし、何を考え、何を感じたか。そういった諸々の積み重なりを定着させる行為だと感じた。大袈裟な言い方をすると、生き様を総括している気がした。


道具が何に変わっても、絵を描きたいという根源的な思いは変わらない。


 

追記


 紙とペンで描いていた時は着色が苦手だった。そこへタブレットとスタイラスペンを手に入れたことで、着色した絵が描けるようになった。この変化はとても大きかった。そしてAIのおかげで、描けなかった絵を描く手段を手に入れた。コレはとんでもないことだ。絵を描くことができなくても、絵を描くことができるみたいなことだ。

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