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執筆者の写真napple

027 乗鞍 冬合宿1977

1977/12/29


 2年目の雪山、羽毛服、羽毛のシュラフ、ピッケルを新調した。厚手の手袋をつけたまま、ワカンやアイゼンを装着するのは技術が必要だ。手袋をしないと、凍傷になる危険があり、不自由でもつけたまま全てをこなす。登山靴も凍り付いてしまうのを防ぐために、抱いて寝た。冷たく硬い登山靴を抱くとなかなか眠れないが、翌日登山靴がはけないよりマシだ。雪山用のテントは二重構造で、しっかりしたテントの内側に、もう一枚テントを張る。こうすることで少しは寒さを防ぐことができた。テントにはベンチレーターの穴があり、外気が侵入して来るが、密閉してしまうと酸欠になった。雪の乗鞍は3回目だ。未踏の地ではないため、雪が多くてもさして不安はない。春合宿に大雪山を控え、予行演習の山となった。



ルート A-party

  1. 1977/12/29 先発隊・鳥居尾根△

  2. 1977/12/30 先発隊・鳥居尾根△→下山(スキー)

  3. 1977/12/31 後発隊・鳥居尾根△

  4. 1978/1/1 後発隊・鳥居尾根△→冷泉小屋→国設乗鞍スキー場

  5. 1998/1/6〜1/9 スキー




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