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232 高根城と凱旋門へゆく
2019年4月4日木曜日
高根城は遠江最北端に位置する山城で標高420mの通称三角山の山頂部を中心に築かれている。城址からは、水窪町中心部及び北遠江と南信濃を結ぶ主要街道を見下ろすことができる。高根城はこの一本の主要街道を抑えることと、深遠国境警備を目的として15~16世紀頃築かれた城である。龍頭山へ登った時も通った道は、船明隧道の脇に「月まで3k」の道標があったり。佐久間ダムのトンネルの中に分岐があったり。楽しい道のりだ。高根城公園駐車場から城跡までは結構厳しい登り道がある。しかし頑張る甲斐はある。城跡と言いつつ結構な構造物が作られ、山城の雰囲気を醸している。おんな城主直虎のロケ地になったのも頷ける。
次に渋川にある凱旋記念門へと向かった。日露戦争に出征した地元軍人の戦勝を記念し、1906年3月に六所神社の入り口に立てられた。このような凱旋門は全国各地に建設されたが、ほとんど姿を消し、渋川の凱旋門は静岡県内で唯一残るもので、ほかには鹿児島県姶良市にあるだけという。
道中にあった食堂で昼食をとった。昔ながらの喫茶店という感じで、スパゲッティーから中華、定食となんでもありだ。北園の山道は川沿いの桜が満開で、好天の中花見も満喫した。
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