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228 磯田道史氏講演 災害史から見た浜松

2018年11月25日日曜日

「浜松防災学習センター」開館記念講演会

磯田道史氏講演会「災害史から見た浜松」

遠鉄百貨店新館8階「えんてつホール」にて

18:30~19:45

定員500名のところ満席だった。

岡山出身の磯田氏は、東日本大震災を機に、歴史地震研究のため2012年静岡文化芸術大学文化政策学部准教授になった。そうした縁から今回の講演会の講師を依頼された。氏は過去の記録から本当に起こったことを正しく知り、悲惨な話だが、正しく対策をして、笑い飛ばしながら、正しく怖がることを話した。古文書から5回の大災害の記録が読み解け、90年から150年の周期で発生している。東海地方は前回の地震から70年ほど経っているので、あと20年から70年の間に起こる可能性がある。5回のうち1回は10mを越す大津波が襲っている。たとえ3mの津波でも沿岸や川沿いの住民は2階まで水に飲まれてしまうわけで、そうした地域の要介護者一人一人をどう逃すかまで対策を講ずべきだ。といろいろなエピソードを交えて面白おかしく語った。

浜松市防災学習センターは浜松市中区山下町192番地(球浜松市立北小学校)12月1日13:00オープンする。

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