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220 古文書読解講座 第1回目
2018年10月6日土曜日
講師:小木香(元浜松市博物館学芸員、本浜松市文化振興財団次長)
場所:浜松文芸館講座室(クリエート浜松4階)
時間:9:30~11:30
古文書とは、古い書類、発信者と受信者があり、内容を具備したものなどをいい。権利関係の文章が多いのだが、大事にされたため残っているということのようだ。かなり昔のものでも、基本的な文字の形は違わない。書き文字のため、書いた人の癖をいち早く見極めることがポイントだ。焦って文章を読もうとせず、人名をいくつか見て癖をつかみ。読めない文字にこだわらないことだ。こだわり始めると「文字探しのジレンマ」に陥り面白くなくなる。
地元の古文書、浜松藩領と寺領の二給の村だった頭陀寺村に残った近世・近代の文書を「頭陀寺村文書」といい、これを題材に読み解き方をじっくり5回に分けて教えてくれる。
暮らしている街の歴史が少しわかると、石碑に書かれた言葉や、古文書が読めたら面白かろうそんな思いで参加し始めた。友人と一緒に参加するつもりだったが、30人定員のところ60人の応募があり、友人は選に漏れてしまったため、一人で受講することになった。友人に聞いたことを伝えられると良いのだが、どうなることやら。そう思いながらテキストを母に見せると、思いの外食いつきが良く、しばし時を忘れて、本日聞きかじったことを話した。あと4回で読めるようになるとは思えないが、頑張ってみようと思う。
余談だが、小木講師の実家は湯坐に関わりがあり、古い台帳など古文書がたくさんあったらしいが、虫食いだらけだからと捨てられてしまった。「私がどういう仕事をしているか知っているだろうになぜ捨てた」と、怒っても後の祭りだったそうだ。
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