八高山の頂上から、私たちと反対の方角に向かう人たちがいた。どこへ行くのか調べたところ。遠州側の黒俣という集落から登るコースがあった。福用側から見ると三角点ピークしか見えないのだが、90度横から見ると八高山は三角点ピーク(832m)の他に天狗の座敷(823)小天狗の峰(765)と呼ばれる二つのピークを持っていて、黒俣から登頂すると小天狗の峰、天狗の座敷、八高山と順に越えることになったようだ。今回私たちが見た八高山は三角形をしていたが、角度を変えると台形をしていたのだ。山は見る方角が変わると形や趣がずいぶん違うもだ。大山を思い出す。前回靴に小石や小枝が入ったため、今回はショートスパッツをつけて歩いた。おかげで、靴に異物が入ることがなくなり、途中で靴を脱ぐこともなく快適だった。