top of page

190 光明電鉄軌道散策2回目

2017年5月29日月曜日

光明電気鉄道軌跡の散策 後半船明まで歩く。天竜二俣にホームの遺構があった。新中泉から二俣町までが実際の軌道で二俣町から船明は作られなかったようだが、資料によるとトンネル跡「大谷隧道」が残っている。二俣から船明までいまは自動車道があり、特に急勾配もなく行き来ができるが、トンネルは、なぜか現在の道路沿いにはなく、どちらかといえば山の中。地図を見ると直線的に二俣から船明まで北上するコースのようだ。沿線の集落を東海道本線に結ぶと同時に、天竜川上流からの物資輸送をも視野に入れて計画された光明電気鉄道。競合他社を押さえて線路敷設の許可を得たものの、見通しの甘さから天竜川には接続することが出来ず、わずかな営業期間で終焉を迎えている。その結果幻の鉄道とも呼ばれる。光明山古墳を見つけたあたりから気になっていた光明電鉄、古墳とは関係はなかったがついに歩くことができた。

bottom of page