静岡市美術館にて「スタジオジブリ・レイアウト展」を鑑賞。レイアウトとは、実写と異なり全ての世界観は作者のイメージにあり、分業が進んだアニメーション制作現場において、スタッフ全員がイメージや世界観を共有し、作品に統一感を持たせ、画面を決定する重要な役割を果たす、原寸大の紙に鉛筆で書かれた絵のこと。風の谷のナウシカから思い出のマーニーまで、宮崎監督直筆のレイアウトを中心に、レイアウト画約1300点を見ることができる。宮崎さん直筆の鉛筆画の独特のタッチ、線の引き具合、ブレ具合、ササット着色された感じがたまらない。