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148 秋葉山を登る
2015年9月13日日曜日
秋葉山に行く。麓は蝉が鳴いているけれど秋の気配が漂う、秋葉山参道は幅も広く整備されている。急勾配の山道をバギーに木材などを載せ、道の修復に当たっていた。とはいえ、体力も衰え老齢に入りかけた身には上りの連続がこたえる。あと少しというところで、両足がつり、なかなか上社にたどり着けなかった。山菜そばを食べ一服して下山しようとすると、またしても足がつり歩けそうに思えない。痙攣した足をゆっくりほぐす、昔から足がつる性分で苦労したのを思い出す。そして痙攣を納めることができれば歩けたものだった。徐々にほぐして歩き始めると、筋肉が温まり動くようになった。あとは休憩をせずに下社までおりた。体力が尽きたわけではなかったから、足さえ動けばなんとかなった。上社は涼しく静だったが、降りてくると、どこらへんからだろうか蝉の鳴き声が再び聞こえるようになり、金木犀の香りがした。学生時代に履いていた登山靴で登ったのだが、硬くなってしまった革靴は、足に良くなかったようだ。あらたまの湯で身体をほぐし帰路に着いた。秋晴れの絶好の日に、充実した1日を過ごした。1月11日の誓いも果たすことができた。
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