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138 明治村ツアー
2015年5月14日木曜日
初めての明治村
どの建物も風景も素敵だけど、ガイドを聞き奥の奥まで見せていただけた施設は特に面白かった。
<東松家住宅>
東松家住宅は名古屋の中心部堀川沿いにあった商家である。東松家は明治20年代後半までは油屋を生業とし、その後昭和の初めまで堀川貯蓄銀行を営んでいた。表からは想像できない複雑な階層構造で3階建だけど5階建にも6階建にも感じてしまう。路地を演出した茶室への廊下は趣があった。
<芝川又右衛門邸>
大阪の商人芝川又右衛門の別荘として建てられた。和と洋が調和する不思議な空間。
<呉服座(くれはざ)>
江戸時代以来の伝統建築の名残を留めるこの芝居小屋。升席、桟敷席からの眺め、舞台からの客席の眺めの面白さ、奈落へ降りて廻り舞台を覗き、地下をくぐって花道伝いの入り口から足音たかく登場させてもった体験に感激。
<西園寺公望別邸「坐漁荘」>
「坐漁荘」は西園寺公望が政治の第一線から退いた後、大正9年(1920)に駿河湾奥、清水港近くの興津の海岸に建てた別邸。趣はのんびりした別荘だけど、さすが重要人物、要所要所に暴漢対策が施されていた。
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