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078 京都へゆく

2003年4月26日土曜日

新婚旅行に出かける時間も取れぬまま半年が過ぎ、この連休に一泊二日では有りましたがようやく、新婚旅行の代わりにと出かけた京都でした。天気も殊のほか良く、人出も多すぎず少なすぎず、出あった方々はどなたも不思議なほどに良くしてくださいました。久利匠では、何気なく寄せていただきましたのに、あのようにお時間を取ってもてなしていただき、二人して驚きと感激で夢心地の一日でした。人力車に乗って佐賀野を探索し、トロッコ電車に乗り保津川下りを堪能しました。常日頃あまりご縁のない和の世界に接し、素晴らしい「辻が花」友禅を見るだけでなく纏うことが出来妻の感激並々ならぬものがありました。作家ご自身から譲り受けることができるこの機会を大切に思うのですが、譲って頂くにはまだ私どもの木が熟していないようです。本当に残念です。またの機会が訪れるか気がかりですが、涼風先生には、浜松の平凡な夫婦が本当に喜び、舞い上がるような一日を過ごすことが出来ましたこと、感謝いたします。ありがとうございました。更なる作家活動にご専念なさいますよう遠江の地より祈念いたしております。

「辻が花 二人の思い 嵐山」

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