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027 乗鞍 冬合宿1977
1977年12月28日水曜日
2年目の雪山、羽毛服、羽毛のシュラフ、ピッケルを新調した。厚手の手袋をつけたまま、ワカンやアイゼンを装着するのは技術が必要だ。手袋をしないと、凍傷になる危険があり、不自由でもつけたまま全てをこなす。登山靴も凍り付いてしまうのを防ぐために、抱いて寝た。冷たく硬い登山靴を抱くとなかなか眠れないが、翌日登山靴がはけないよりマシだ。雪山用のテントは二重構造で、しっかりしたテントの内側に、もう一枚テントを張る。こうすることで少しは寒さを防ぐことができた。テントにはベンチレーターの穴があり、外気が侵入して来るが、密閉してしまうと酸欠になった。雪の乗鞍は3回目だ。未踏の地ではないため、雪が多くてもさして不安はない。春合宿に大雪山を控え、予行演習の山となった。
先発隊・鳥居尾根△→下山(スキー)→後発隊・鳥居尾根△→冷泉小屋→国設乗鞍スキー場(Aparty) 1998/1/6から1/9までスキー
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